「社労士=手続き屋」じゃない。接客業出身の社労士が大切にしていること。

「人を雇ったら、社会保険や労働保険の手続きは自分でできるし、社労士に依頼しなくても労基署や年金事務所で教えてもらえるよ」

この意見、そのとおりだと思います。
実際、今はネットにも情報がたくさんありますし、行政の窓口もとても親切です。

だからこそ、最近の社労士は「ただ手続きをする人」ではなく、
それぞれの強みを生かした社労士として活動しています。

私はというと──
接客業が大好きな社労士です。

今日は、そんな私が現場でずっと大切にしてきた
「今どき女子とのコミュニケーション」のお話をします。


今どき女子は「褒めて伸びる」は本当?

よく言われますよね。
「今どき女子は承認欲求が高い」って。

正直に言うと、
高い、低いではなく「ちゃんと見てほしい」だけ
という印象です。

✔ 頑張っているところ
✔ 気を配っているところ
✔ 誰かのためにしていること

それを
「ちゃんと見てるよ」
「それ、すごくいいよ」
と伝えるだけで、表情が変わります。


褒める → 褒め返される → 職場が明るくなる

現場ではこんなやり取りをよくしていました。

私  「Aさん、お客様にご説明している時の手の所作がとってもきれいでしたよ。なんだか高級さが増して見えますね!」

Aさん 「ええー。ありがとうございます!褒め上手ですね!」

私  「あ、じゃあ次は私も褒めてくださいね(笑)」

これ、冗談っぽく見えて
実はすごく健全なコミュニケーションです。

✔ 褒めることが特別じゃなくなる
✔ 褒められることに慣れる
✔ 職場の空気が軽くなる

ツンデレな子も多いですが、
ちゃんとお返ししてくれるんですよね。
それが、また嬉しい。

ただし、返してくれるようになるにはポイントがあります。

熱を込めて、全力で褒めます。女優になっ気持ちで


人数が増えると起きやすい「嫉妬」の芽

ただ、人数が増えてくると
どうしても起きやすいのが偏りです。

✔ あの人ばかり褒められている
✔ 自分は見てもらえていない
✔ 評価が不公平に感じる

これ、放っておくと
小さなモヤモヤが嫉妬に変わります。


私がやっていた、ちょっとした工夫

そんなときに使っていたのが、伝言褒め

「○○さんの、あの接客すごく良かったよね」
「○○なところ、ほんと素敵だと思う」

これを
本人に直接言うのではなく、別のスタッフに伝える

接客業の現場はマンツーマンで話すまとまった時間は取れませんし、シフトが重ならないとすれ違いますので誰かに伝言してもらうのです。

ただし、ここでもまたポイントがあります。

気持ちを込めて、何度も褒めます。そしてできるだけ複数のスタッフに伝えます。

「いや~。ほんっとすごく良かったよね~。」とその日は一日中ずっと言い続けます。

するとどうなるか。

✔ 褒められた人は嬉しい
✔ 伝えた人も“褒め上手”になる
✔ 職場全体が優しい空気になる

いつの間にか、
みんなが自然に人の良いところを見るようになります。


こういう話をするのが、私の社労士の仕事

手続きは、確かに自分でもできます。
でも、

✔ 人が辞めない職場
✔ 気持ちよく働ける職場
✔ 「この人の下で働きたい」と思える環境

これは、書類だけでは作れません

私は
「手続き屋」ではなく、
現場を知っている社労士として、
こういう話をこれからも発信していきたいと思っています。